多文化・国際協力学科 2年 M.K
応募のきっかけ 国際協力×ビジネスへの関心
大学1年の秋、大学生活にも慣れてきたため何か新しいことに挑戦したいと考えていたとき、学外学修・キャリアセンターのサイトで津田塾大学の卒業生の吉田さんが立ち上げたアルパカニットブランドMAITEでインターンを募集していることを知りました。もともと国際協力に関心があり、貧困地域に住む人々が作る商品を日本で販売し、売り上げを還元するという取り組みに共感したことが応募のきっかけです。
MAITEは、使う人のQOL(Quality of Life=生活の質)を高めるセルフケアを広めたいという想いのもと、アルパカニットウェアを始めとする製品や、様々なサービスを展開しているブランドです。今回のインターンでは、企画から販売まで関わることができる点にも魅力を感じました。実際に応募する過程では、初めて履歴書を作成し、メールの書き方も一から学びました。こうした経験を通じて、基本的なビジネスマナーを身につけました。
SNSで「伝わる」ための工夫を考える
今回のインターンでの目標は、「SNSを通して商品の魅力を伝える力を身につけること」でした。特に、自身の関心である国際協力や途上国支援について情報を発信する力を身につけたいと考えていました。
しかし、私はもともとSNSにあまり慣れておらず、どのように活用すれば良いかわからない状態からのスタートでした。そのため、SNSを使ったマーケティングに関する本を読んだり、アドバイスをいただきながら投稿案を作成しました。
SNSへの投稿案を考える際には、ただ情報を並べるのではなく、「どうすれば興味を持ってもらえるか」を意識しました。そのために、実際に店頭に立ち、商品に触れ、お客様の反応を観察させていただきました。そこで自分自身が商品の手触りの良さや温かみを感じたことが大きな転機となり、自分の言葉でより豊かに表現することができるようになったと感じています。

ポップアップ店舗の様子
また、同じように「あたたかさ」を求める別の企業の商品との違いを分析し、コラムとしてまとめ、ホームページに掲載していただきました。何度も修正を積み重ねる中で、「誰に・何を・どう伝えるか」を意識する重要性を感じました。
さらに、イベントの準備として、実際にアルパカの原毛を洗浄するという貴重な体験もさせていただきました。この経験によって、商品が完成するまでの手間や価値を実感し、より説得力のある発信に繋げられたと感じています。

アルパカの原毛

ポップアップに向けての準備
生産背景をどう伝えるか
特に印象に残っているのは、商品の生産背景を伝える投稿の作成です。
当初は、途上国支援を強く伝えようとするあまり、何をどのように表現すれば良いのか分からず、代表の吉田さんやスタッフの方に何度も文章を修正いただきました。また、Instagramで求められるビジュアルの魅力についてもアドバイスをいただき、どのようにこれと繋げれば良いのか悩みました。
そこで、過去の投稿を分析し、閲覧数の高かった「アルパカのぬいぐるみ」の写真を使用することにしました。可愛らしいビジュアルで興味をひきつつ、その裏側にあるストーリーを伝える構成を考えました。
この経験から、「伝えたいこと」だけではなく、「伝わる形」にすることの大切さを学びました。

MAITEインスタグラム(https://www.instagram.com/maite_alpaca)

学びと課題 主体性と発信力
このインターンを通して強く感じたのは、「目的を持って主体的に行動すること」の重要性です。私は今回が初めてのインターン活動であったため、最初は細かく指示をいただけたことに安心していました。しかし次第に、指示を待つのではなく、自分から課題を見つけ、行動することで学びの質が大きく変わると感じました。
また、国際協力は特定の分野に限らず、どのようなものにも関連させていくことができると気がつくことができました。今後の自分のキャリアに、どのように活かしていくことができるのかより深く考えることが課題だと思っています。
学外学修参加のススメ
今回のインターンを通して、大学の授業だけでは得られない学びを得ることができました。国際協力という広い課題に対してどのようにアプローチしていくか非常に悩んでいた中、SNSを使った情報発信という選択肢を得られ、それを実践できたことは、将来の可能性を広げることにつながったと考えています。
また、試行錯誤を重ねる中で、工夫の大切さを学び、一つの課題に向き合い続ける力を養いました。この経験を将来にも活かしていきたいです。
最初の一歩を踏み出すのは不安もありますが、その経験は確実に自分の視野を広げてくれます。これから学外学修に参加する方には、ぜひ主体的に挑戦してほしいと思います。



