津田塾大学 学外学修・キャリアセンター

2025年10月13日、オークランド大学で日本語を学習する学生と本学の学生とオンラインでの国際交流を行いました。
オークランド大学では、本学の卒業生である森道代さん(英文学科1993年度卒)が 2005年より日本語を教えてらっしゃいます。本学の日本語教員養成課程修了生のネットワーク(TJ-NET)を通じたご縁で、今回の交流企画に至りました。

ブレイクアウトルームでの交流の様子

9月最終週からサマータイムに切り替わったニュージーランドとの時差は4時間。
森先生が教える日本語クラス(レベル3:日常会話が可能)には25名の学生が学んでいます。授業時間(12時~)を活用しての交流となることから、津田塾生は1限(8時50分~)が始まる前の8:00からの参加となりましたが、朝早くにも関わらず、1~4年生の5学科16名の参加がありました。

ブレイクアウトルームに分かれての交流は、大学生活やお互いの文化、日本語学習のきっかけ等について、日本語・英語の双方で行われました。また、オークランド大学の学生が最近日本語クラスの授業で発表したトピック(性格診断等)について、意見交換したグループもありました。

交流後の全体セッションでは、オークランド大学の学生から「オークランド大学ではオンライン授業も多いので大学に行くのは数日だけど、津田塾の学生は毎日大学に通っている。さらにはアルバイトもあって忙しい!」という驚きの声が聞かれました。
津田塾生からの事後アンケートからは、「オークランド大学の生徒たちは、とても日本語を話すのが上手。私も英語を頑張りたい」等、語学を学ぶモチベーションが上がったとの声が多数聞かれました。また、「やさしい日本語を使う難しさを実感した」という相手に配慮したコミュニケーションの重要性や、「オークランド大学では卒業研究が無い等、日本との違いを学ぶことができた。日本にいるだけでは気づけないこと」と、実際に会って話してみることで広がる世界を感じる機会となりました。

学外学修・キャリアセンターでは、学外での学生の学びを支援するのに加え、学内でも参加できるイベントを実施しています。
これからもこのようなオンラインでも参加可能な国際交流等、学生生活に彩を加えるイベントを企画していきます。