2025年6月30日(月)、小平キャンパスにおいて、NPO法人Waffleにお越しいただき、ウェブサイト制作を体験するワークショップ『Waffle Collegeキックオフ』を開催しました。また、イベントには、本プログラムの企業パートナーであるキンドリルジャパン株式会社より、飯田佑理子様、浅田理恵様(共に本学国際関係学科卒業生)にもお越しいただき、イベントのサポートとキャリアトークのセッションを行って頂きました。
本イベントは2回40名定員の募集のところ、文系学科を中心に70名以上の参加応募があり、関心の高さがうかがえました。
プログラムの前半では、Glitchというアプリを使い、自己紹介のウェブサイト作成にチャレンジしました。作成中はWaffle Collegeで学んだ経験のある本学在校生もメンターとして参加し、初めてウェブサイト制作に取り組む学生たちの支援を行ってくれました。参加者の技術的な質問に丁寧に答える様子や、「上手だね!」という前向きな声掛けが、参加者にとって大きな励みになっていました。
わからないところは聞きながら実際に手を動かす
本学在校生も参加者にアドバイス
ウェブサイト作成を集中して行った後はグループ内での発表が行われ、写真や鮮やかな色を配色したウェブサイトを見せながら、工夫した点やもっとこんなことをやってみたかったと思うことを参加者間で共有しました。
後半は本学卒業生でもある浅田理恵様より、キンドリルジャパンでITスペシャリストとして歩んできたキャリアについてお話いただきました。ボランティア休職や産休育休を経て、現在はプロジェクトマネージャー、部門のマネージャーとしてチームを束ねる立場のお話もおうかがいし、IT業界での仕事はプログラミングやITの知識も大事ではあるけれども、お客様の課題解決こそが業務の中核であるということを教えて頂きました。また、キャリアを築いていく中で、自分の関心がいつかどこかで活かされるとのお話や、向いているかどうかは自分で決めずに、「『今』の自分の興味、やりたいことを大切にしてほしい」とのメッセージをお伝えいただきました。
キンドリルのブランドカラーのTシャツを着てキャリアトークにご登壇いただきました。
参加した学生からは「とても分かりやすくメンターさんたちが教えてくださったおかげで楽しく学ぶことができた」「プログラミングへの興味はもちろんのこと、今まで興味のなかった様々な分野について学んでみようと思えた」というコメントが寄せられました。また、テクノロジーを活用した社会課題解決への関心も多いに高まりました。
あらゆる分野でIT活用が進む中、本イベントを通じて、学生の関心とITを重ね合あわせることで広がるキャリア・未来を感じる機会となりました。