4年間の挑戦が新たな道を切り開く
4年生インタビュー 国際関係学科 高橋弥月さん
卒業する4年生に、大学時代の学外学修の経験について伺いました!
-5年間を振り返って津田塾の生活はいかがでしたか?
最初2年間は大学に通えてい
大学では森先生のゼミで開発経済などを学んでいました。津田塾を志望したのは、幼少期に家族で途上国に旅行し、そこで貧困の状態などを目の当たりにしたのがきっかけでした。津田塾の先生方から、女性学や国際協力など様々な分野で途上国の貧困に向き合い、如何に対処していくのか学びました。
-学外ではどのような活動をされてましたか?
第二外国語で中国語を学んでいたことをきっかけに、2年生の時に
国内では学外学修センターが実施した日本航空(JAL)との連携プログラムに参加しました。
-なぜ中国語だったのでしょう?
これからの未来を見たときに、英語と中国語が大事な軸になるのではと考えました。また、祖父が中国語を話せるので、祖父と中国語で話しをしてみたいと思ったのも理由のひとつでした。結果的に、中国語を学んだことはすごく役立ちました。就職活動でも、中国語で活動してきたことについては評価してくれる会社は多かったです。
-台湾での埼玉県親善大使の情報はどこから得ましたか?
両親から留学に行くには給付型奨学金を得ることを条件に挙げられていました。そこで私は留学しながら日本や地元埼玉県に貢献できるような奨学金制度がいいと考えました。その結果、埼玉県の親善大使として地域の魅力を発信しながら留学できる「埼玉発世界行き」という奨学金制度を知り、応募した結果、幸いにも合格しました。トビタテ留学、孔子学院奨学金など、ほかの奨学金も検討しましたが、「埼玉発世界行き」はまだ実施したばかりの制度だったので、歴史ある奨学金よりも自分が先頭に立って開拓し、次の世代の人につなげられるようなこちらの奨学金を挑戦しました。
帰国する際に頂いた色紙
-スピーチコンテストにも出られました。
決勝まで進んだものの、現状の語学力に満足せず、本場中国でさらに挑戦したいと感じたスピーチコンテスト
-ご家庭では高橋さんのことを応援してくれていましたか?
-3年生のときには日本航空とのインデペンデントスタディに参加されました。
私はもともとJALでの総合職を希望していたので、インデペンデントスタディには是非参加したいと思いました。テーマもJALの取り組むSDGsについてだったので興味が湧きました。
また、他の学生と一緒に大きなことに取り組むということを大学では経験していなかったので、JALとのプログラムを通じてチーム力の大切さを学びました。プログラムの中間発表では厳しいフィードバックをもらい壁にぶち当たりましたが、チームで討議を重ね、SDGs達成と企業経営の両立という視点を中心に提案を立て直し、最終発表に臨むことができました。残念ながらコロナ禍の影響でJALの採用はなくなりましたが、このプログラムで学んだことが就職活動にも活きました。
JALインデペンデントスタディ
ホームステイ中に初めて食べた上海蟹
動画コンテスト出場時の撮影風景
-留学中大変だったことは?
-どうやって乗り越えましたか?
-中国留学を急に途中帰国することになりましたが、そのときにはどのように気持ちを切り替えましたか?
長期インターンをしていた会社の方々と
-留学してすぐ行動に移したのがよかったですね。留学期間が1年あるからと様子見をしていたら、コロナがきて目的を達成できなかったかもしれないので、『今やる』ということが大切なんですね。
-就活についてですが、自分にとって軸になるものは決めていましたか?
-意欲的に挑戦するときの原動力は?
-就活に悩む後輩へはどうアドバイスしていますか?
-第一希望の会社に採用されたとのことですが、どのあたりを評価されたと思いますか?
-グループワークのコツはありますか?
-新入生やこれから就活を始める後輩にひとこと。
大学4年間は長いようで短いので、自分のやりたいことを後にせず『今』やる、挑戦する、行動すること。挑戦が学びになり、それが目標につながると思います。