津田塾大学における「学外学修」は、「主にギャップターム(第2ターム+夏期休暇)期間を活用し、自律的に学外で学修する活動」と定め、キャンパスあるいはカリキュラムを超えて学ぶことを指します。

01

インターンシップ

国内外の研究機関、企業、自治体、NPOなどでの長期インターンシップを奨励します。主にギャップターム期間中、5日間(事前事後学習を含めて7日間)以上にわたって就労体験を得ることを通じて、社会の課題などを知り、解決手法を学ぶと同時に、社会人基礎力(前に踏み出す力、考え抜く力、チームで働く力)を養い、職業適性や将来のキャリア形成を考えることが期待されます。「インターンシップ」「実践インターンシップ」で単位認定の対象とします。(要事前申請、審査あり。但し、就職を目的とした計5日間未満のインターンシップは単位認定の対象とはなりません)

02

サービスラーニング

国内外でボランティアなどの奉仕活動に従事することを奨励します。ボランティアなどを通じた「サービスラーニング」は、自尊心や自己効力感の向上、学習への動機づけ促進、汎用的能力の獲得、市民性の獲得に役立つとの指摘もあります。主にギャップターム期間中、5日間(事前事後学習含めて7日間)以上にわたって行う奉仕活動を通じて、学生たちが社会課題を発見、探求すると同時に、大学での学びや進路について新しい視野を得ることが期待されます。また、「キャンパス・ボランティア」として、キャンパス内における大学の公式活動等に対する自発的な貢献(授業運営支援、広報支援、インクルーシブ教育支援、塾祭運営支援等)も「サービスラーニング」に含まれます。随意科目「サービスラーニング」で単位認定の対象とします。(要事前申請、審査あり。但し、実習が計5日間未満の活動は単位認定の対象とはなりません)

03

インデペンデントスタディ

大学で開講されている科目を超えて、自らの関心領域で学びを深める自主的な研究を奨励します。主にギャップターム期間を活用した5日間(事前事後学習含め7日間)から一か月以上の期間で、外部団体が実施しているビジネスコンペ、学生会議等への参加を通じた学び、自主セミナー参加や教員からの指導を伴う自由研究、インターンシップを通じた課題探究等も含みます。自主研究の従事は「インデペンデントスタディ」で単位認定の対象とします。(要事前申請、審査あり)

04

海外サマープログラム

本学の国際センターで支援している協定校や語学研修先以外の海外大学でも、サマープログラムや語学研修に参加することを奨励します。これまでの二学期制では、一般的に6月末から7月初旬から始まる海外でのサマープログラムに参加することが困難でしたが、学年暦の改定後は、ギャップターム(第2ターム+夏期休暇)を活用することによって参加しやすくなります。受け入れ大学、組織は自ら探して応募することになりますが、学外学修センターでも連携大学を発掘し、情報提供していきます。サマープログラムへの参加は随意科目「インデペンデントスタディ」で単位認定の対象とします。(要事前申請、審査あり)

サマープログラム協力校

ギャップターム導入にあたり、サマープログラムを開講している海外の大学との連携も強化しています。北米では南カリフォルニア大学、ブリティシュコロンビア大学、欧州ではスイスのジュネーブ国際・開発研究大学院、ユトレヒト大学などと連携し、本学学生の派遣を促進していきます。

南カリフォルニア大学インターナショナルアカデミー

ユトレヒト大学

ジュネーブ国際・開発研究大学院

ブリティッシュコロンビア大学